38歳、派遣社員、不妊治療中の主婦です。
まさか自分が派遣社員になるとは。
まさか自分が不妊治療を開始するとは。
まさか自分が主婦になるとは。
この3年間はまさかまさかの連続でした。
3年前。
わたしは、勢いのある超ブラック中小企業の社長秘書を6年努め、
鬱&パニックという瀕死の状態でドロップアウト。
あの6年間で、身を以て学んだことを、ひとつ挙げるならば、
100時間以上の残業が続くと、自殺願望が芽生え、
200時間以上の残業が続くと、事故による死亡率が跳ね上がる。
※ちなみに、その状況にパワハラが加わると「明日も出社するか、死ぬか」の二択になります。
そんな、ボロ雑巾以下に成り果てた私に手を差し伸べてくれたのが、
いまの年下旦那さんでした。
出会ったのは、自我さえ失っていた頃。
遊ばれるのを覚悟して、
あまり精神的に深入りしないように付き合っていたのですが、
どうやら本気だったようで。
ドロップアウト後の数ヶ月間、寝たきりだった私を、
優しく介抱してくれた命の恩人でもあります。
その後1年かけてリハビリ生活を送り、ついに社会復帰。
現在は、派遣社員として社会の片隅で働いています。
職責も、労働時間も、当時の1/3。
もちろん、お給料も1/3(泣)
あんなに第一線で働くことにこだわっていた自分が、
結婚なんて向いていない、と思っていた自分が、
今は定時退社、18時半には夕飯作りに勤しんでいます。
職場で同年代の社員さんがバリバリ働いている姿を見ると
過去の栄光に後ろ髪をひかれまくりで、
無価値感に苛まれることも否めません。
けれど、仕事に追われ、コンビニの粗食ばかりのある日の仕事終わりに、
「手作りのご飯が食べたい」と泣きながら歩いた深夜3時の辛さを思い出すと、
「無い物ねだりはよそう、今を生きよう」
そう自分に言い聞かせる日々です。
人間らしい生活に、遅ればせながら返り咲いた今。
結婚2年目。
旦那さんの希望もあり、不妊治療を始めました。
どちらにも問題なし。(まぁ、わたしには年齢的な問題アリですが・・・)
来月あたりから人工授精開始かな。
ブログでは、
☆不妊治療のこと
☆ときどき顔を出す鬱&パニックのこと
☆ひとりっこ症候群ならではの実家との関係のこと
☆実家リフォームのこと
など、
平和な日々とはいえ、けっこう山積している課題を中心に、
書き綴っていこうと思います。
偶然お立ち寄りになった方も、
似たような課題にチャレンジている方も、
みなみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
きょうは、ココまで。